ヘルニアに悩む看護師さん必見!腰痛もちでも働ける転職先

腰痛、悩み

医療現場で働く看護師さんに多い悩みに「ヘルニア」「腰痛」が挙げられます。

慢性期病棟やデイサービスでは患者さんのおむつ交換、体位変換、入浴介助、移動介助など重労働で腰痛に悩む看護師さんは全体の4割にのぼると言われています。

介助を行わないクリニックでさえも、長時間立ちっぱなしの仕事が多いため腰痛を患う看護師さんもいらっしゃいます。

しかし腰痛に悩む一方で、看護師を諦めたくない方も多いのではないでしょうか?

腰痛やヘルニアだからといって看護師を諦める必要はありません。

今回はヘルニアや腰痛を患う看護師さんも働ける転職先をご紹介します。

目次

ヘルニアに悩む看護師さんも働ける転職先

医務室、看護師、産業看護師

約4割近くの看護師さんがヘルニアや腰痛に悩んでいるということは、それだけ腰に配慮して働ける職場もあるということです。

そうでないと看護師さんが働ける職場がなくなってしまいます・・・

今章では、腰痛に悩む看護師さんも働ける転職先をご紹介します。

企業の医務室(産業看護師)

大企業には医務室が設けられていることが多く、医務室で一社員として働く看護師さんが産業看護師です。

学校の保健室の先生を思い出していただけるとわかりやすいかもしれません。

保健室の先生は養護教諭の資格を持っていないと働けませんが、医務室の看護師さんは看護師資格を持っていれば転職できます。

産業看護師は従業員の健康管理から怪我や体調不良に対応します。

産業看護師は重労働ではありませんし、立ちっぱなしでもないため、腰への負担も軽減されるはずです。

市役所(公務員看護師)

看護師さんは市役所でも働くことができます。

市役所で働くため職業は公務員です。残業も少なく土日も休みなので生活リズムを安定させて働くことができます。

主な業務は検診などの介助業務です。

体力を必要とする重労働でないことはもちろん、長時間経ちっぱなしになることも少ないため、腰への負担を軽減させながら働くことができます。

保健所・保健センター

お住まいの自治体が運営する保健所や保健センターでも働くことができます。

自治体によっては保健師の資格が必要になることもあるため、事前に確認しておきましょう。

保健所や保健センターで働く看護師さんの主な業務は健康相談・健康指導、検診や予防接種です。

保健所・保健センターでも腰に負担をかけずに働くことができます。

血液センター・献血ルーム

血液センター・献血ルームも看護師さんの採用を行っています。

主な業務は献血です。

献血業務自体は体力を必要とする重労働ではなく、また献血自体は着座で行うため立ちっぱなしになることもありません。ヘルニアや腰痛持ちの看護師さんも働きやすい職場でしょう。

しかし、献血バスは移動時間が長く、腰に負担をかけることも多いです。

不安のある方は室内の血液センターや献血ルームに転職することをおすすめします。

CRA(臨床開発モニター)

CRAとは臨床開発モニターを指します。

主な業務内容は臨床検査を実施する医療機関や医師の選定、症状のデータ管理、症状報告書の作成・回収、医療機関との契約など新薬開発業務がメインです。

病院やクリニックではなく、製薬会社や医療機器メーカーに勤務します。

新薬開発に携わる責任重大な仕事を任されるためスキルアップしたい看護師さんにも人気の職業です。

重労働や立ちっぱなしの仕事ではないため、ヘルニア持ちの看護師さんにもおすすめの転職先です。

健診センター・人間ドック

検診センターや人間ドックも看護師さんの採用を行っています。

主な業務内容は、血圧測定、身体測定、採血、問診の記入などです。

単調な仕事が多くなりスキルアップには向いていませんが、腰痛やヘルニア持ちの看護師さんの転職先として多いのが検診センターや人間ドックです。

年齢問わず働けることも検診センターや人間ドックのメリットですね。

腰痛に悩む看護師さんに向いていない転職先

看護師、ストップ、おすすめできない

クリニックや外来は腰に負担をかけやすい職場です。

患者さんの中には車いすで来院する方もいるため、診察台へ案内するときや話しかけるときなど腰に負担をかけてしまいます。

車いすでなくても、移動介助が必要な患者さんを案内するときは腰に負担がかかります。

眼科や耳鼻科医院は腰に負担がかかりにくいと聞きますが、クリニックや外来で働く看護師さんはほとんど立ちっぱなしです。

噂だけに頼らず、入職前に相談しておくと安心して転職できます。

病院に直接相談しにくい方は、看護師さん専用の転職コンサルタントに相談することをおすすめします。⇒『看護師転職サイトランキング

まとめ

検診、看護師

約4割の看護師さんが悩むと言われている腰痛・ヘルニア。

我慢して働き続けると、取り返しのつかないことになりかねません。

「まだ働けるから」と思っているあなた。働けなくなった段階で病院に行っても遅いのです。

今は腰痛の治療を専念し、症状が改善してきたら腰に負担のかからない職場に転職することをおすすめします。