看護師は女性の職業の中では給料が高いと言われています。しかし、一家の大黒柱ともなり得る男性看護師さんの中には、現在の給料に不満を持っている方もいるのではないでしょうか？
男性看護師の方が給料が高いわけではありませんし、女性社会の中で肩身が狭い思いをすることだってあり得ますよね。
せっかく看護学校を卒業したのだから辞めたくはないと思います。そんな葛藤で今悩んでいるのではないでしょうか？
ご安心ください。男性看護師の方にもちゃんと居場所はあるのです。今回は男性看護師さんが転職を成功させる方法をご紹介します。
目次
男性看護師さんが給料をアップさせる転職方法
男性看護師さんなら無視できないのがお給料の問題です。男性の場合、生涯看護師としてのキャリアを積みたいと思いますよね。
男性看護師さんは同じように、将来を見据えてキャリアアップ志向の強い方が多いのです。今後結婚し家庭を持つことを考えるあなたは要チェックです。
今章では、男性看護師として給料アップを目指せる方法をご紹介します。
資格を取得する
看護の専門性を高めたいと考えている方は、専門看護師、認定看護師の資格を取得することをおすすめします。
専門看護師はがん看護、精神看護、地域看護を含む11分野の専門的な看護知識を取得できます。認定看護師は患者さんの家族へのケアや看護師へのコンサルなど、コミュニケーションに高い知識と技術を有していることが証明されます。
看護師としての専門性を高めること以外にも、幅を広げるための資格もあります。例えば、救急救命士、認定IVR看護師、消化器官内視鏡技師などの資格があります。
ご紹介した資格は簡単には取得できませんが、持っていると好条件・高収入の転職先に入職しやすいですし、現在の職場でも必ず役に立ちます。
仕事の幅が広がると、給料もキャリアもアップしやすいです。
管理職を目指す
管理職となると男性看護師の割合も多くなります。看護師の管理職とは、主任や看護部長、看護師長などの役職です。
管理職では女性看護師と一線を画した働き方ができます。
努力次第では管理職の中でもキャリアアップできるため、目標を持ちながら仕事に取り組むことができます。
転職サイトを利用する
看護師専用の転職サイトでは、転職コンサルタントのキャリア面談を無料で行うことができます。キャリア面談では、看護経験、転職に至った理由、転職先に求める条件、キャリビジョンなどを親身になって聞いてくれます。
じっくり時間をかけてヒアリングを行った上で、あなたに合った転職先を紹介してくれるため、条件に合致した転職先が見つかることが多いのです。
転職コンサルタントから紹介してもらえる求人はほとんど非公開になっているため、好条件・高収入の転職先に巡り合えることも。
キャリアアップを目指したい、給料の高い転職先を見つけたいと考えているなら、正直に転職コンサルタントに相談してみましょう。
男性看護師がキャリアアップしやすい医療現場
転職コンサルタントからキャリアアップしやすい職場を紹介してもらったとします。
しかし、紹介された求人が未経験なら当然不安を抱きますよね。
そうならないためにも、今章では男性看護師がキャリアアップしやすいと言われている転職先をご紹介します。
集中治療系のユニット
ICUやCCU、救命救急センターなど集中治療系のユニットは、夜勤や残業が多く、労働環境が過酷と言われています。
そのため、女性看護師さんは体力や家庭の問題から非常に働きにくい職場なのです。
集中治療系のユニットは専門性も高くキャリアアップもしやすい職場であるため、男性看護師さんが働きやすいのです。そのため、女性よりも男性看護師さんの割合が多い傾向があることも特徴です。
精神科
精神患者の方に、突然暴れ出し手を出してしまう方もいます。心の病なので仕方がないことなのですが、女性看護師が対応するのは非常に危険です。ましてや男性の患者さんなら尚更です。
そんなとき対応するのが男性看護師さんです。体力的なパワーもあるため、精神患者さんも手を出しにくいのです。
オペ室
オペ室は手術を行う場所なので、病棟に比べて患者さんとの距離が離れますよね。
病棟では患者さんが起きている時間に着脱や入浴介助、食事補助などを行いますが、女性患者さんの中には男性看護師さんを怪訝する方もいます。
オペ室では、患者さんは麻酔を打ち意識がない状態なので、性別を気にすることはないため、男性看護師だからと言って肩身の狭い思いをする必要はありません。
まとめ
男性看護師さんは女性が多い職場では肩身の狭い思いをすることもあります。
しかし、管理職や男性が活躍できる職場に転職すれば、看護師としてのキャリアを着実に積むことができます。男性看護師でないとできない仕事もたくさんあるのです。
この記事をご覧になったあなたの転職が成功することを願っています。