看護師から保育士に転職した方の資格勉強方法や費用についての体験談

保育士、子ども

前職は看護師をしていました。これまでに転職を2回繰り返し、妊娠を期にクリニックを退職しました。

退職してからは出産・育児で15年程は専業主婦をやっていました。

子どもももうすぐ高校生になるし、そろそろ働いてもいいかなと思って転職を考えましたね。

看護師の復帰も考えたのですが、なぜだか保育士を目指しましたね。

看護師から保育士に転職する人って意外と多いみたいですよね。いま転職しようか考えている方に私のお話が役に立てば嬉しいです。

看護師さんのプロフィール
氏名 遠藤由衣(仮名)
年齢 30代後半
勤務先 クリニック
転職先 保育園
転職前の年収 320万円
転職後の年収 250万円

目次

保育士を目指したきっかけは子育てがひと段落したから

母親、子ども、子育て

私が看護師を志したきっかけは、資格勉強ができる余裕ができたことですかね。

それと、15年間の育児経験を活かせるのではないかと思って。ちょっと安易かもしれませんが。

何より、子育てが楽しかったんですよね。子供が好きなんだと思います。

クリニックで働いているときは老若男女問わずたくさんの患者さんと接していましたが、やっぱり子供と接しているときが一番私らしく仕事ができたと思います。

あとは、ママ友達に資格勉強に励んでいる人がいて、刺激されました。

家事もこなしながら合間の時間で資格に励んでいて、大変だけど前より充実してるって言ってたのが印象ですね。

いくつになっても保育士は目指せる

保育士、子供

資格って20代のうちに取っておくべきって勝手に考えてたんですけど、30代40代でもまだ遅くないんですね。

たしかに、学生に比べれば記憶力は衰えますが・・・

保育士試験では筆記と実技が行われる

勉強、資格

これまで保育士試験は年に1回でしたが、人手不足が原因で年に2回に増えました。

受験料は1回1万2,700円です。

筆記試験と実技試験があって、筆記試験で合格点を取れると実技に進むって感じです。

科目ごとに合格点が設定されているので、全教科の合格点ではなく科目ごとに合格しなくちゃいけないです。

だから、ある科目は合格点越えたけど、ある科目では不合格だったって場合は、3年以内に受験すれば不合格だった科目だけ受けなおすことができるみたいです。

受験科目が減る分負担も減るのでありがたいですよね。

勉強は独学で行えば費用は2万円程度で済む

2万円、お金、費用

私の場合、子育てもひと段落して時間の余裕もあったので独学で勉強していました。

参考書と過去問だけでしたね。だから受験料と併せて2万円以内に収まりました。

同じ保育園の先輩は1回目は独学で勉強したんですけど、1科目落ちちゃったみたいで、苦手な科目だったからスクールに登録したって言ってました。

科目もそんなに多くないので、トータルで5万円くらいで済んだって言ってましたね。

保育士さんの中には専門学校の短期講座を受講したり、通信教育に申し込んだり、いろんな勉強方法があるみたいですよ。

働きながらで忙しい人は通信講座とか利用してみると良いかもしれませんね。

さすがに専門学校に通うと15万くらいかかると思うけど、通信講座なら安いところで4万円くらいで済むみたいですし。

保育士の資格勉強で自分の人生を見直せた

振り返る、人生

私自身、看護学校に行って、結婚して、子育てして・・・って自分なりに納得できる人生を歩んでいたと思うんですよね。

でも、チャレンジしたい自分が本当に好きな分野で働きたいって思いが強くなって保育士を目指しました。

子どもに後押しされたのもあるのかな~。受験勉強頑張っているのとか見てて、自分の学生時代思い出しちゃって。

子どもの存在は偉大です。

自分の子育てについても客観的に見れた

親子、子育て

あとはこの15年間の子育てについても客観視できたかなと思います。

これまでは親の視点で子どものこと見てたけど、保育園とか社会的な広い視野で物事を見られるようになりましたね。

資格勉強での知識は保育士として働くときだけでなく、保護者として子供に接するときにも活かせると思います。

保育士として園児と保護者をサポートしたい

親子

子どもと接する時間が長いけど、やっぱり保護者の方の力になれたらいいなって思います。

どんな保護者も子どもは宝物です。保育園は働いているお母さんが多いので、大変な時は一人で抱え込まないようにしてもらいたいです。

お見送りやお迎えの時、保護者のことよく見て、いつもと様子が変だったら声を掛けていきたいですね。

保育士さんであると同時に、何でも話せるママ友達的なポジションにも立ちたいと思ってます。

私自身保育士さんは未経験だし、不安もありますよ。でも、それは保護者だって一緒。

お母さん、お父さんみんな子育て未経験です。だからこそ、たくさんの子どもと家族に接して、アドバイスできる保育士さんになりたいですね。