独身時代と結婚して子供が生まれるまでは、夜勤も入っていましたし、残業もありました。
その分、給料は旦那さんと同じくらいもらってましたね、当時は。
それから出産と子育てのタイミングでいったん看護師を退職しました。
もうすぐで子供が保育園入園してから丸1年経ちますかね、このタイミングで看護師として復職したいなと思って転職活動を考え始めました。
目次
仕事と育児の両立なんて無理だと思ってた
私がこれまで働いていた病院は、夜勤と残業に入れないと正看護師として働けないような職場でした。
「せっかく資格取って看護師になったんだし、それくらい働かないと！」って自分を奮い立たせていましたね。
だからこそ、家庭を優先して働ける病院なんて正直ないと思っていました。あるとしてもほんの一部。
人気求人だろうし、私みたいな4～5年ブランクがあるような人じゃどこも採用されないのでは・・・なんて不安もありましたね。
いざ出産して復職した後に、以前と同じような生活ができるかと言われれば無理だと思いますよね。
だからこそ、私が思ったことが、「仕事と育児の完ぺきな両立は不可能」であることを念頭に置いたうえで準備しました。
復職後も、急性期病院で夜勤や残業をバリバリこなして。給料がっぽりもらって、海外旅行行って。ブランドの鞄買って・・・なんて無理です。
働いていない女性でさえ、一人の赤ちゃんのお世話でへとへとになります。そんな母親を、独身時代のあなたと比べて仕事がこなせなくなるのは当然です。
私のように、「復職できるのかどうか」、「復職後の環境の変化」に不安を抱く方は多いと思います。
なんで、参考になるか分かりませんが私が実際に行っていた転職活動のポイントを紹介します。
転職活動では自分の中で優先順位を決めた
私、2児の母親なので、実は1度復職した経験があるんですよね。
1度目の出産後は新卒で入職したときに働いていた病院でした。でも自宅から病院までの距離が遠くて、結局退社しました。
それから2人目の子供が生まれて今に至るまで専業主婦でしたね。
このタイミングで看護師として転職する理由は、働くことでやりがいを感じられるタイプだからだと思います。
出産前みたいに、やりがいのある仕事がしたいっていう想いを押さえることはできなかったです。
でも、絶対に同じ条件では働けないと思うんです。だから、自分に関わる全てのことに優先順位を付けました。
1番が家庭、2番が仕事でも転職できる
看護師さんの転職では何を一番重視されるかって、それは志望度です。
離職率が高い看護師だからこそ、「この人に働く気はあるのか？」「うちで長く働いてくれるか？」を重点的にチェックしますね。
でも、だからと言って仕事が1番でなくてもいいんですよ。むしろ、家庭を大切にできない人は仕事に身が入らないと思いますよ。
転職先の病院に、入職したいってことはアピールするべきだけど、仕事が1番でなくてもいいってことです。
でも、中には仕事バリバリ働きながら育児にしたいって人もいますよね。どっちが正しいとか間違っているとかないですよ。
私は仕事が生きがいだった時もありましたし、仕事以外を優先したい今があります。
偉そうに言う訳じゃないけど、どっちの立場もわかっているから少しお話しさせてください。
仕事優先で働く看護師さんのタイプ
仕事優先で働く看護師さんは多分、「仕事=人生」って考えてる。仕事が当たり前って考えているママさんナースですね。
だから、仕事の延長線上に結婚、出産、育児があるんですよ。でも勘違いしないでもらいたいことが、子どもや家族との時間も大事って考えているんですよね。
家族も大事にしていることに変わりはないんですけど、仕事の都合を優先に家族の都合を合わせてもらうこともありますね。
育児を優先にする看護師さんのタイプ
子育て優先とは言っても、仕事を途中で投げ出したり、中途半端に関わって同僚に迷惑かけるようなら働かない方が良いです。
子育て優先で看護師を続けるとしても、自分の仕事は責任もって行いましょう。努力しないで「仕事も育児も」なんて正直無理です。
仕事でのやりがいを保ちながら、家族に負担をかけないよう仕事を全うする。たくさんの人に必要とされることで、モチベーションを維持し続けることもできますよね。
自分のための時間も確保することを忘れないこと
育児と仕事を両立させるときに懸念となるのは、自分の時間を確保すること。
1日のうちに自分の時間を持つことを習慣化してみましょう。だから、育児と仕事の両立でいっぱいになるのは良くありません。
特に、子どもが小さいうちは寝ても覚めても子どものことが気になると思います。1日に30分でも1時間でもいいので、何も考えない時間を確保できるようにしましょう。
復職するか迷いがある方は一度立ち止まってみて
復職するべきか迷っている方。今すぐには転職活動をしない方が良いと思います。
仕事が忙しくなると、「こんなはずじゃなかったのに・・・」とマイナス思考になり、仕事はもちろん、育児にも身が入らなくなります。自分一人で考えていませんか？
あなたには家族もいますし、友人もいるでしょう。それに看護師さんなら誰でもコンサルタントに相談することができます。
（参考:『看護師さん必見！転職エージェントの正しい利用方法』）
コンサルタントは良くも悪くも他人だし、相談しやすいんじゃないでしょうか？自分の中にもやもやを抱えているなら、一度誰かに相談してみましょう。親身になって話を聞いて、アドバイスももらえますよ。