いつも、どんな時代の看護師も転職理由の上位に入ってくるのが人間関係の問題。
男性の看護師が増えてきたとはいえ、まだまだ女性が9割を占める看護師業界。
やはり男性と女性が良いバランスで混ざっていたほうが、人間関係は円滑に進むのでしょうか…。
もちろんそれ以外の問題もあるのでしょうが。
看護師は患者の命と密接にかかわる仕事。一つのミスが命取りになってしまうこともあります。
それをなくすために、先輩、上司が厳しくそのミスを追及します。これが重なると耐えられない新人がどうしても出てきます。
これによって新人看護師が3年以内にやめてしまう、なんてことは珍しくもなんともない話です。
どんな職場にも人間関係の摩擦はあるものの、この業界は他の業界よりもそれが顕著です。
そこには看護業界の女性割合が高すぎるという背景があるからです。
人間関係をよくするためにまず考えないといけないのは、「どうやって同性に好かれるか」です。
ここでは、看護師の人間関係がうまく行かない原因と、
同性に好かれるために守るべきポイントをまとめてお伝えします。
目次
看護師の人間関係が悪い原因は同性割合の高さにあり！
まず、看護師の人間関係が悪いのは、どこが原因なのかを考えてみましょう。
看護師としての観点の違い
看護師として働く人の年齢層は広いです。
女性が多いとはいうものの、同じ女性だからこそその違いに戸惑うもの。
年代が違うとライフスタイルも趣味も、物の価値感も違ってきます。
最近は一度職を離れた看護師が時間が経ってから再び職場にもどってくるという話も珍しくなくなりました。
この間まで学校に通っていた20代前半、下手したら10代の若者とそのような年齢層が高い看護師の話題が会うはずがありません。
看護師の仕事はチームで行うもの。このチーム内で生じた問題がそのまま人間関係の衝突につながってしまうことも珍しくありません。
女性同士の派閥闘争
看護師のような女性比率が高い職場になると、女性同士のドロドロした派閥闘争がどうしても発生してしまいます。
異動、経験年数で生まれた派閥だったり、古株看護師と新米看護師の対立だったり、同じく女性で気の強い同士だと、「昔からこうやっきた」という普通の一言から派閥闘争にレベルアップすることも。
どうすれば派閥に巻き込まれないのかが職場の人間関係を左右する重要なところなのです。
同性に好かれるために守るべきポイント
看護師の職場はほとんど女性なので、他の業界よりも同性を味方につけることが重要です。
そして同性に好かれる人は、異性ともうまく行く人が多いですね。
とりあえず自分の周りに、同性に好かれる人を観察してみましょう。
よくよく見ると、こんな特徴もあんな特徴も見えてきます。
そしてそれをひたすら真似すればいいのです。
わざわざ観察しなくても、ここで同性に好かれている人の特徴をまとめておきますので、ぜひ参考にしてください。
ポジティブで明るい
「ポジティブで明るい性格」が一番敵を作らない性格だと言われています。
看護のようなバタバタしやすい職場にいると、どうしても負の感情が出てきますが、周りの人にぶつけても雰囲気を悪くするだけですので、うまくコントロールしたほうがいいでしょう。
ポジティブで明るい人になれたら、上司と後輩、男性と女性関係なく、誰からも好かれるようになります。
ぜひ目指してほしい性格ですね。
相手の話を最後まで聞く
誰もが相手の話を最後までよく聞いてくれる、寄り添ってくれる人と一緒に働きたいと考えているはずです。
相手の話を少し聞いただけですぐに自分の意見を言ってしまったり、相手の話を聞かずに回答や反論を考えていたりすると、
「この人は頼りにできないな」と一瞬で思われても仕方がありません。
適度にお洒落して生活面がしっかりしている
給料が少なくても、ブランドものではなく自分に似合う服を買って適度にお洒落したほうがいいです。
ファッションに無頓着な人よりずっと親近感が湧きますから。
そしてプライベートの生活や趣味にある程度時間とお金を使って楽しんでいると、憧れの人に見られます。
仕事に人生の全てを捧げるのではなく、大人の余裕をもって規則正しい生活を送ったほうが、人間関係もよくなりやすいです。
どうしたらいいのかがわからなかったり、ネットの情報サイトや雑誌などを見て、自分なりにプランを立ててみましょう。
すでに人間関係が悪い場合は思いっきり転職を
ここまで、人間関係が悪い原因と同性に好かれるポイントを紹介してきましたが、もし今いる職場はすでに派閥闘争が発生してしまってギスギスした雰囲気だったら、思い切って職場を変えたほうがいいです。
一回派閥ができてしまって空気が悪くなってしまうと、元に戻ることがほぼ不可能です。
転職して人間関係をリセットするのが近道だと言えます。
大手の看護師転職サイトなら、どんなニーズにも応えているはずなので、とりあえず2社を使って比べてみるべきです。
ではどんな求人を探したほうがいいのでしょうか。
オープニングスタッフ募集の求人を探す
新しく開設された病院やクリニックは、オープニングスタッフ募集というタイプの求人を出して一気に初期のメンバーを揃えることが多いです。
オープニングスタッフの場合、みんなお互いが初対面で、当然派閥も存在しないはずです。
完全にリセットした環境の中で、頑張って好かれる人間になりましょう。
一回そんな人に思われると支えてくれる仲間が自然と出てくるので、その職場で長く働けるでしょう。
プライベートが尊重されている職場を探す
仕事だけじゃなく、プライベートも充実している人（特に女性）は同性の憧れの対象になりやすく、好かれやすいです。
つまり次の職場を選ぶ際に重要なのは、どれだけプライベートが充実しているかということ。
どれだけきつい勤務の後でも自分の、自分のためだけの時間が充実していればそれだけで癒されたような気持ちになりますよね。
問題はその充実したプライベートの時間が確保できるか。休日の設定はしっかりと定まっているか。
残業が多いとしても、その時間は残業手当がきちんと支払われるのか。研修は参加必須なのかなどしっかりとチェックしておくべきです。
働く前にこれらの情報を把握しておくことが大切で、転職前にこれらの情報を知りたければ転職サイトならしっかりこれらの情報を知ることができます。
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